たちの悪いいたずら、だと信じたい

11月6日に文部科学大臣宛に、いじめを苦にした自殺を予告する手紙が届いたそうです。ニュースで封筒や手紙のコピーが断片的に映されるのを見ましたが、たちの悪いいたずらだと、僕は感じました。

送り主は中学生を名乗っていますが、封書の表に「重要書類在中」と書かれたり、教育委員会宛の手紙があったり、文章が妙にしっかりしていたりと、どうも子供っぽくない。自殺を考えるほど追いつめられた子供が、こんな冷静なデモンストレーションをやるとも思えない。一方で字が不自然に汚いのが、どうにもうさんくさいのです。

これがいたずらだとした場合、こういう愉快犯が出てくるほど、いじめ問題が大きくなったのだといえるでしょう。自殺した少年をいじめていたグループが、今も他の子供に対していじめをしているとの報道もありました。そういう人間としての理性も品性もないガキども(あえてガキと言いたい)は、さっさと登校禁止にして家庭で幼児教育からやり直させてください。

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1981年以前の建物

今日届いた日経ビジネスでも、構造計算書偽造問題が取り上げられていました。記事を読んでいて、おおっと思ったのは、現在の耐震基準が適用されるようになったのは、1981年の建築基準法改正以降のことで、それ以前はもっと緩い耐震基準であったことです。

記事には「ヒューザーやシノケンのマンションの方が、1981年以前の物件より耐震強度はマシ」という意見も書かれていました。そういえば、問題のマンションに住む皆さんが、転居するようにと自治体が用意した住宅は、いつ頃建てられた物件なんでしょうね。建築された時期によっては、退去命令が出ているマンションより耐震強度が低い、という皮肉な話もありえるわけです。

ところで、この建築基準法による退去命令というのは、どのくらいの強制力があるものなのでしょうか? もしも罰則規定がないのであれば、居座り続けることこそが、政治や行政との交渉を有利に進める、一番の武器だと思います。

不謹慎を覚悟で言うと、行政の事なかれ主義の指示に、唯々諾々と従うことだけが、自分の身を守る術ではない気がします。震度5ではなく、震度7の地震が起きれば、自治体が用意した住宅だってアウトなんでしょうから。

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士(サムライ)はどこへ?

「士」という漢字に、サムライという意味が含まれることを、多くの人はご存じでしょう。サムライは強い信念、高い倫理観、優れた技能を有する者として、尊敬を集める存在でした。サムライがsamuraiとして、英語圏でも通じる言葉になったのは、それが背景にあったからでしょう。

ところが、現代の士(サムライ)の体たらくはどうか? 粉飾決算に荷担した会計士、構造計算書を偽造した建築士、国会議員でありながら法律違反をした弁護士。書いているのが悲しくなるようなことばかりです。彼らには、強い信念、高い倫理観、優れた技能が求められるから、士(サムライ)の称号が与えられたはずです。その重みを、彼らには感じて欲しかったと思います。

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意図せざる情報操作

7月23日土曜日に首都圏を襲った直下型地震は、1992年以来13年ぶりに、東京23区で震度5を記録しました。今回の地震が見せた興味深い一面は、現に地震に遭遇した人より、テレビなどの報道で地震を知った人のほうが、「大きな地震だった」と感じたケースが、少なからずあったことです。

僕が住む中野区は、おそらく震度4ぐらいだったのでしょう。かなりの揺れでしたが、食器棚や本棚からモノが落ちるようなことはありませんでした。しかし、首都圏の交通機関が、軒並みストップしたのは驚きました。確かに、線路のどこかに亀裂があれば、それが大事故につながります。慎重な点検があってしかるべきです。

このため、いわゆる帰宅難民が大量に発生しました。1992年の地震は、僕の記憶が確かならば、深夜に起こっています。ちょうど、大阪から来た友人と、こたつに入って話をしていたときに起こりました。したがって、今回のような帰宅難民が発生することはなかったのです。

多くの人が足止めを食らう様子が、テレビなどで各地に伝わりました。複数の友人が、「実家から”大丈夫か”と電話がかかってきた」と教えてくれました。僕の親も、遅ればせながら月曜日に電話をかけてきました。もっとも、旅行中であったため、ニュースなどで映像を見たからではなく、「大きな地震があったと話を聞いて」電話してきたと言っていました。

友人たちも僕も、「何でそんなに心配するの?」が率直な感想でした。実際、首都圏で地震に遭遇した多くの人が、そんな印象を受けるでしょう。しかし、全国に配信された映像しか見ていない人は、非常に大きな地震という印象を受けたようです。

私たちは映像を見ることで、世界中の出来事を疑似体験しています。戦争の現場にだって、テレビカメラが入る時代です。いつしか、映像で見たものを、すべて真実と考えるクセが染みついているのでしょう。

「意図せざる情報操作」――こんな言葉を、思い浮かべた騒動でした。

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日本型成果主義の実態なのか?

この記事には、さすがに絶句しました。成果主義が導入された富士火災海上保険において、ある男性社員の6月の給与が、額面11万5000円、手取り約2万2000円となったため、その男性社員は「殺す気か!」とばかりに、会社に対して訴訟を起こしたのです。

詳しい経緯や双方の言い分が不明であるため、どちらに非があるのかを現段階で考えることはできません。できることなら、裁判の経緯を逐一報道していただき、この会社が導入した”成果主義”の、真の姿を浮かび上がらせて欲しいと思います。

僕が関心を持つ点はひとつ。この会社の成果主義は、優れた成績を出した社員の給与を、大幅に増加させる仕組みになっていたのか、そして、その成績のハードルは高すぎなかったのか、です。つまり、日本型成果主義にありがちな、ムチばかりでアメがない制度であれば、この男性社員の訴えに、社会が耳を傾けるべきだと思います。

記事によると、この会社の成果主義は、「増加精算金制度」という名称があるようです。その実態が、”減少”清算金制度であるとすれば、悲しいことだと思います。カテゴリーは、「企業・産業・経済」とはせず、あえて「社会」にしました。

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クールビズ

今日はテレビや新聞で、やたらと「クールビズ」という言葉を見聞きしました。省エネ推進のため、夏はノーネクタイ、ノー上着でいきましょう、ってことですね。いいことだと思います。この手の取り組みは、過去に何度か失敗していることではありますが、カジュアルデーを導入をする企業が増えるなど、以前よりは条件が整っているような気がします。

汗っかきの僕は、夏場にスーツを着るのが大嫌いです。今は、毎日スーツを着ることはありませんが、ときどきスーツは着ています。だから、クールビズ大歓迎。一方で、「何で僕がサラリーマン時代にやってくれなかったの?」と、悔しい気持ちもほんの少し(笑)

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第2の団塊世代?

今週のAERAに、「バブル入社組の遠吠え」という記事があったので、興味があって読んでみました。何を隠そう、僕がそのバブル入社組(1991年入社)であり、関心を抑えられなかったのです。記事では、1988~1992年に新卒で入社した社員を、バブル入社組と定義しています。各企業では、そろそろ中間管理職でしょうか。

記事の内容を簡単にいえば、団塊世代が退職したあとに、各企業でいわゆるコブの世代になる。上からの押さえつけと、下からの突き上げによって、辛い世代。もっとも、自分たちにも責任があるんだよ――というもの。まあ、当たり前といえば当たり前の内容。バブル入社組でなくとも、中間管理職世代なんてものは、いつもそんな扱いを受けているのでしょう。唯一、大量採用によって、人数が多すぎる点が違いますが。

とはいえ、僕にとっては同世代。親近感があり、応援したい世代です。最近はホリエモンに代表される、団塊ジュニア世代がクローズアップされることが多いのですが、「社長解任動議」でも読んで、元気を出して欲しいものです。同世代の頑張るビジネスマンへの賛歌でもありますから。

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古い社内報を読むと……

ある中堅企業の社内報に目を通す機会を得ました。1990年前後から最近のものまでです。会社の個性を知るうえで、社内報は貴重な資料だと思います。まして、古いものから新しいものまで見ると、その会社の歴史も感じ取ることができます。

そこで気がついたことをひとつ。新入社員が毎年のように紹介されていて、そこには「10年後のあなたは何をしていますか?」という設問に対する回答がありました。女性社員の場合、僕が社会人になった1991年頃だと、「結婚して子供が1~2人いるだろう」という感じの答えが多いですね。もちろん、最近の新入社員でも同じようなことを言っているケースはあるのですが、15年前のそれは、「結婚して会社を辞めて、気楽な主婦をやるんだ」という希望が、行間ににじんでいます。

失業率が2%台の時代。そして、終身雇用と年功賃金が当たり前だった時代です。男女雇用機会均等法が1985年に施行されたとはいえ、自立する女性がまだ少数派であったのでしょう。逆に、最近の新入社員のコメントは、自立を意識したものになっています。

たった15年。その間に、経済環境も雇用環境も、そして仕事に対する価値観も大きく変わりました。それを改めて実感した次第です。

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郵便局のエクスパック

以前から、一度使ってみようと思っていた郵便局のエクスパック。今日、初めて利用しました。先日、友人の結婚式があって、そのとき撮影した写真とネガを送ったのです。36枚撮りフィルム2本分ですが、これは余裕で収まります。何しろ最大で、A4用紙250枚ぐらいが入る専用封筒です。

500円で専用封筒を購入、宛先を書いてポストに投函するだけ。控えのシールを取っておけば、インターネット等で追跡もできます。今回は、うっかり控えのシールをはがし忘れたため、追跡状況は検証できません。残念! ともあれ、便利さは実感できました。価格も魅力的ですね。

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国民年金の話

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右の画像をご覧ください(クリックすれば拡大できます)。社会保険庁から届いたハガキです。「国民年金保険料の納付額のお知らせ」と題されており、納付対象月のうち、平成16年中に納付したものに印が付くようになっています。僕の場合、昨年4月に1年分を一括納付しているので、平成16年4月から平成17年3月分までが納付された、と印が付いています。もしも、それ以前の納付対象月の分も遡って納付した場合、その月についても印が付くようです。

表示画面の裏を見ると、「今年度から年に1回、納付額をお知らせすることといたしました」とあります。つまりこのハガキは、今年から送られているわけです。国民年金の未納問題で、散々叩かれた社会保険庁こともあり、新たに取り組んだのでしょう。でも、このハガキを受け取ったときの感想は、「どうせ郵送費を使ってハガキを送るなら、過去の納付状況も合わせて知らせて、納付を促す努力をすればいいのに」です。また、過去に納付漏れがない人は、これを見て安心することもできます。

僕は数回の転職をしていますから、納付漏れをしやすい立場なのですが、僕が記憶する限り、納付漏れはありません。それでも、こんなハガキをもらうとちょっと気になりますし、どうせなら上記の意見を伝えてやろうと思い、社会保険事務所まで足を運びました。

KIN:「このハガキって、どういう意味なんですか?(わからないふり)」
社保職員:「あっ、これはかくかくしかじかです(上記の説明どおり)」
KIN:「ついでに、僕の納付状況を調べてくれませんか?」
社保職員:「はい、すぐに」

実際、すぐに調べられます。年金は基礎年金番号によって管理されていますから、端末にこれを打ち込めば、すぐに納付状況がわかるのです。したがって、上記のハガキに過去の納付状況を印字するプログラムなど、簡単に作れるはずです。

社保職員:「ええ、納付漏れはありません」
KIN:「そうですか。未納問題であれだけ騒いだんだから、そういう情報もこのハガキに書いたらどうですか? せっかく郵送費使っているんだし」
社保職員:「は、はい。ご意見、上のほうにも伝えます」
KIN:「よろしく」

こんな具合です。トップを民間から迎えたこともあり、変えていこうという気持ちはあるようです。ひとつ、よろしくお願いしますよ、社会保険庁さん。

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