売上げはすべてを癒す

ダイエー創業者の中内功氏が亡くなったことは、ひとつの時代の終焉を感じさせます。すなわち、高度成長期における大量消費、そして安売りの時代。大阪出身の僕にとって、スーパーといえばダイエーでした。そして、ダイエー創業の地である大阪の千林は、僕の母の実家にほど近い場所です。だから、中内氏の死は、感慨深いものがあります。心からご冥福をお祈りします。

20日の日経新聞に、中内語録が掲載されていました。そのうちのひとつが、表題にある「売上げはすべてを癒す」です。利益を重視する弟に対する反論という注釈がつけられていました。僕はこの言葉を、小売りのアナリストから何回か聞いたことがあります。「ああ、これって中内さんの言葉だったのかぁ」と思って、注目した次第です。

小売業の場合、店舗賃料や人件費が重くなったり、販売促進費が増えたり、粗利益率が落ちたりしても、売上げさえ増えれば、すべてを解決してくれるというロジックですね。実際、そういう傾向があります。売上げが前年比8%増だと利益が出ないけど、12%増なら増益なんてことが往々にしてある業界です。

中内さんの言葉は真理をついていました。でも、中途半端な売上げでは癒しきれないコストを抱えたために、中内さんは経営の一線を退くことになったことも事実。経営方針というものは、時代によって正しくもあり、間違ってもいる。そんなことを改めて考えさせられました。

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駐車場革命を成し遂げた男

黄色地に黒字で「Times」(タイムズ)と書かれた時間貸し駐車場をご存知でしょうか? 多くの方に、「見たことがある」と気づいていただけると思います。そのタイムズを運営する会社、パーク24の創業者である西川清会長が亡くなられました。ファンドマネージャー時代に何度かお会いしたことがあり、非常に印象に残っている経営者です。とても残念です。

時間貸し駐車場ビジネスを始めたきっかけを、西川会長は「違法駐車をしている車の陰から、道路に飛び出した子供が事故に遭うのを見た。違法駐車を減らし、このような不幸な事故が起こらない社会にしたいと思った」と説明していました。もちろん、それだけで始めたわけではなく、さまざまな理由が重なったことだとは思います。でも、とても強く、僕の心に響いた言葉です。

タイムズの普及により、今でこそ時間貸し駐車場は一般的になりましたが、当初は大変な苦労があったとも聞いています。駐車場革命を成し遂げた男。西川会長のことを、そう表現しても差し支えないでしょう。心からご冥福をお祈りします。

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突然の死――橋本真也

突然の訃報に、ただただ驚いています。プロレスラーの橋本真也さんが、何の前触れもなく亡くなりました。報道によると、脳内出血が死因ですが、詳しいことは不明のようです。今はそれほどでもありませんが、以前はプロレスが好きでよく見ていました。プライドやK1がメジャーになる以前、1990年代ですね。その頃の橋本選手は、本当に輝いていました。

僕と同世代の40歳。早過ぎます。昔、ホテルのロビーですれ違ったことがあり、「やっぱり、でかいなぁ~」と感じたことが懐かしいです。心からご冥福をお祈りします。同時に、突然の死が自分に降りかかっても慌てないように、悔いのない人生を送らなければと、改めて思いました。

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知る人ぞ知る

株式運用の業界では、知る人ぞ知る藤野さん。藤野さんのブログで、僕のことを紹介してくれました。ありがとうございます。

出版の詳細は、こちらです。

※ついでに、トラックバックに挑戦。どうやら、うまくできたようです!

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