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徒歩帰宅の記録(3)

五反田に着く頃には、さすがに足が疲れ、空腹感も強まってきたため、休憩できる場所を探索。五反田駅近くの「北海道」という居酒屋に行くと、案外あっさりと席が確保できました。同じタイミングで、8人連れのグループの席があるかと尋ねていましたが、彼らもOK。やるな、この居酒屋って感じです。われわれ3人は、「とにかく休憩して食事をとる」モードでしたが、店内には、「どうせすぐに帰れないなら、深夜まで飲み明かすぜ!」モードのグループが多数。まあ、五反田もオフィスが数多くありますからね(笑)

居酒屋には約1時間ぐらい座っていたでしょうか。エネルギーを補給して、再度歩く元気も出てきました。それに、自宅は目と鼻の先。同僚の自宅は、私の自宅よりもう少し先ですが、私の自宅からは車で送るつもりだったので、とにかくそこまで行こうと考えました。

五反田からは順調。幹線道路から外れた裏道を歩いたりもしながら、自宅に戻りました。途中、幹線道路の混み具合を見て、とても車で同僚を送ってやれる状態ではないと思い、歩いて送り届けることを覚悟しましたが、その頃には東急線が復旧。同僚は旗の台から電車に乗り、無事帰宅しました。われわれが帰宅したのは、23時過ぎ。幸い、家の中はほとんど物が倒れたり、落ちたりしておらず、やや拍子抜けしました。よかった、よかった。

会社(市ヶ谷)から自宅(旗の台)まで、12~13キロメートルの道のりでしたが、都合5時間半。妻と合流に要した時間や、居酒屋での休憩時間を除けば、正味で歩いていたのは4時間ぐらいでしょうか。男性の足であれば、3時間台で大丈夫でしょう。ちなみに、早歩きのうちの社長は、約15キロメートルの道のりを、2時間半で帰ったそうです(笑)

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徒歩帰宅の記録(2)

溜池山王からは、車で何度も走っているため、道順に不安はありませんでした。それに、幹線道路は同じように徒歩で自宅を目指す人であふれているため、女性のみなさんでも、夜道の一人歩き状態になることはありません。ただ、問題は足元。間の悪いことに、妻はヒールの高い靴を履いていました。幸い、冬場に履く靴ということで、足首まで足を覆うタイプの靴であったため、足の疲れは思ったほどではなかったそうです。防災グッズとして、ヘルメットや非常食の入ったリュックサックを配布している企業は多いようですが、運動靴こそ会社に常備しておくことが必要だと思いました。

溜池山王から白金高輪あたりまでは、ほとんど疲れを感じることもなく到達しました。同僚(女性)と妻は初対面ながら、女性同士ということもあってか、それなりに話ははずんでいるようでした。話をするとエネルギーを消費してしまいますが、無言で歩いていたら、かなり気が滅入ると思います。旅は道連れ、とはよく言ったもので、徒歩帰宅には数人の単位で臨むことをお勧めします。ただし、あまり大人数になると、休憩のために飲食店などに入ろうとしたときに、苦戦することになると思いますので、そこはほどほどに。

溜池山王を出て、約2時間後に五反田到着。19時半~21時半という時間帯ですが、かなり気温が下がり、風も強かったので、寒さがこたえました。防寒対策は万全に。それと、会社を出る前に、きっちりとトイレは済ましておきましょう。途中、某新興宗教の施設があり、そこでは「トイレを開放しています!」、「コーヒーをご提供しています!」などと、信者のみなさんとおぼしき人々が、通行人に呼びかけていました。うちの妻が、「トイレから出てきたら、入会申請書にサインさせられるのかしら」などと、笑っていました。私の尿タンクも、やや危険水域に近づいてはいた頃でしたが、スルーさせていただきました。

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徒歩帰宅の記録(1)

3月11日に発生した東日本の大地震。被災の全容はいまだわかりませんが、その被害の大きさに呆然とするだけです。現時点で私にできることは、携帯電話やインターネットの回線に過度の負担をかけないことと、エアコンを切るなどの節電、祈ること、ぐらいしかないと考えると、一個人の無力さを思い知らされます。

大地震に関連する大多数の情報の発信・記録はマスコミ等におまかせするとして、後日のための記録として、私が残せることは、徒歩で帰宅したことの体験談かと思います。私が勤務するオフィスは市ヶ谷、自宅は品川区の旗の台。ドライブルート検索のサイトで調べたところ、12~13キロメートルの距離でした。

揺れの大きさ、余震が続いていることから、電車での帰宅はまず無理だろうと、16時ぐらいには同僚と話をしていました。さらに、窓から見える道路の渋滞状況を見るにつけ、タクシーやバスでの帰宅も現実的ではないと考えたのが17時頃。17時半には、自宅の方向が同じ同僚とともに、徒歩で帰宅すべく、会社を出ました。

妻の勤務先が溜池山王にあるため、そこで合流しようと、連絡をとりあいます。携帯電話は通話もメールも使えない状況だったのですが、インターネットプロバイダーのWebメールはなんとか使えたので、これで妻の会社のPCにメールを送り、待ち合わせの時間や場所を決めました。ほぼリアルタイムで、送受信できていたようです。

妻と合流するのに少し時間がかかりました。溜池山王付近に到着したのが19時過ぎ。合流後、溜池山王を出たのが19時半だったと思います。溜池山王までの道のりは、幹線道路沿いというわけではなかったのですが、携帯電話の地図アプリ・Googleマップが役に立ちました。GPSで位置確認ができるのは、非常に安心感があります。また、プルデンシャル生命のビルが、目印として役立ちました。

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