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給食費未納問題の処方箋

小中学校の給食費未納の児童が9万9千人、未納金額が22億円という調査結果が発表された。未納理由の6割は、「保護者の責任感や規範意識の問題」という。つまり、支払い能力があるのに払わない輩が多いのだ。

私は子供がいないため、給食費を払う立場ではないが、甥や姪が小中学校に通っている。未納のしわ寄せが彼らに及んでいるとすれば、他人事と笑っていられない。はっきりいえば怒っている。

ぜひとも政府には次のようなことを認める法律を作って欲しい。未納給食費は学校の債権とし、督促をしても支払われない分は、債権回収会社に原価で譲渡する。学校は労せずして規定の金額を集めることができる。

遅延損害金として利息制限法の上限である年利20%を乗せておけば、債権回収会社はこれを営業収益にできる。学校単位では金額が小さいから、都道府県単位で債権を譲渡すればいい。スケールメリットが働き、債権回収会社も利益が出せるだろう。

恐らく、「学校からの督促」では舐めてかかるバカ親たちも、「債権回収会社からの督促」であればびびって即座に払うだろう。何しろ、NHKが一部世帯に受信料不払いの法的措置を実施しただけで、受信料の回収率が上昇したのだ。

学校には、給食費の回収などという雑務にわずらわされることなく、本業のの教育に力を注いで欲しい。

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コメント

先日、職場で給食費の話題がでたときに、おもしろい話を聞きました。
なんでも船橋市の中学校では、一方的に全員に給食を出すのではなく、お弁当か給食かの選択制をとっているそうなのです。それは、給食費未納のためというよりも、アレルギー体質や病気への対応など、個人差に応ずる食事としてお弁当のほうが対応しやすいことが大きな理由のようです。

未納している親の言い分のひとつに「頼んでもいないのに勝手に出す」というのがあるみたいですが、選択性の前払いにすれば、そういう言い訳は通らなくなりますね。

投稿: yurie | 2007年1月27日 (土) 19時57分

>yurieさん

確かに良いアイデアですね。ついでに、譲渡先の債権回収会社も選択制にしますか。銀行系、クレジットカード会社系、消費者金融系、ヤミ金融系ってな感じで。延滞期間が長いほど、取り立ての厳しいところに譲渡しちゃいます(笑)

投稿: KIN | 2007年1月28日 (日) 14時07分

債権回収会社社員です。

実務的には無理かなぁ?
債務者のデューデリが大変だ、そもそもサービサーが債権買うときはDCF法でやるので、原価譲渡で債権に利息というのはちょっと違うような。

それに特別金融債権じゃないと買えないしね。
商手だって売ってくるけど値段つけられない。回収できないから。

法律で給食代を回収可能にしてくれたらいいけどね。

なーんて、以上真面目に答えてます。

投稿: rokuro | 2007年2月10日 (土) 01時29分

あと、債権回収会社でヤミ金系というのは、、、
まず法務省の認可が下りないような。

債権買うごとにいちいち取締役である弁護士のチェックうけてますしね。

投稿: rokuro | 2007年2月10日 (土) 01時31分

>rokuroさん

はははっ、まあ専門家から見れば、ツッコミどころ満載ですよ(^^)

投稿: KIN | 2007年2月11日 (日) 12時16分

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