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格差は悪か?

「先頃始まった通常国会においても、政府・与党を攻撃する材料として、野党各党は『格差』を取り上げている。では、『格差をどうしたいのか?』という質問を投げかけた場合、明確な答えが用意されていないような気がする。これは政府・与党しかりだ」

「私は格差を悪とは思っていない。ほんの10数年前まで、日本は格差が小さい社会であった。反面、それは悪平等がはびこる社会との批判もあった。その批判は、経済成長率が低迷するほどに強まり、以後は多少の格差は生じても、努力した者が報われる社会にしようと、さまざまな政策が実施されてきたはずだ」

「多くの国民は格差を敵視しているのであろうか? 私は決してそうではないと思う。成熟した社会において、格差は必然だ。政治が果たすべきは、『格差を定着させない』ことだ。負け組がその生涯にわたって負け組であり、それがその子や孫にも継承される社会こそ、最悪の社会である」

「話は変わる。1970年代のイギリスは、英国病と呼ばれるほどの経済低迷、社会不安を抱えていた。当時、労働党政権による社会主義的政策は、手厚い社会保障を国民に与え、高額所得者には懲罰的な重税を課していた。格差是正の行き過ぎが、英国病の原因であったのだ」

「英国病は、その後登場したサッチャー保守党政権の、悪平等を排除する政策によって解消に向かった。政権与党が労働党に変わっても、基本的なスタンスは変わっていない。成熟社会の先輩であるイギリスは、今もそれなりの活力を維持している。見習うべきことが、多かれ少なかれあるだろう」

「私見を述べるなら、格差を定着させない社会に必要なのは、充実した教育だ。多様な知識は、格差を乗り越える頼もしい武器になるだろう。したがって、親の所得の多寡に関わらず、子弟が充実した教育を受けられるように、公教育・公立学校の立て直しを図るべきだ。さらには、社会人がもっと気軽に、学校教育や職業訓練を受けられる仕組みも構築されるべきだ」

「そう考えると、やはり教育再生こそが、政治家がこぞって取り組むべき課題なのだ。格差を定着させない社会を実現するため、政治家諸氏はぜひそこに力を注いで欲しい。以上」

とまあ、今日は演説調につらつらと、カクサ、カクサと騒がしい格差について、言いたいことを書いてみました(^o^)

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給食費未納問題の処方箋

小中学校の給食費未納の児童が9万9千人、未納金額が22億円という調査結果が発表された。未納理由の6割は、「保護者の責任感や規範意識の問題」という。つまり、支払い能力があるのに払わない輩が多いのだ。

私は子供がいないため、給食費を払う立場ではないが、甥や姪が小中学校に通っている。未納のしわ寄せが彼らに及んでいるとすれば、他人事と笑っていられない。はっきりいえば怒っている。

ぜひとも政府には次のようなことを認める法律を作って欲しい。未納給食費は学校の債権とし、督促をしても支払われない分は、債権回収会社に原価で譲渡する。学校は労せずして規定の金額を集めることができる。

遅延損害金として利息制限法の上限である年利20%を乗せておけば、債権回収会社はこれを営業収益にできる。学校単位では金額が小さいから、都道府県単位で債権を譲渡すればいい。スケールメリットが働き、債権回収会社も利益が出せるだろう。

恐らく、「学校からの督促」では舐めてかかるバカ親たちも、「債権回収会社からの督促」であればびびって即座に払うだろう。何しろ、NHKが一部世帯に受信料不払いの法的措置を実施しただけで、受信料の回収率が上昇したのだ。

学校には、給食費の回収などという雑務にわずらわされることなく、本業のの教育に力を注いで欲しい。

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周期表を貼る

先日、書店で思わず衝動買いした本。NEWTON別冊「完全図解周期表」。学生の頃、ビッグバン宇宙論に興味を持ってNEWTONはよく読んでいましたが、ひさびさの購入です。何より惹かれたのが、付録の周期表のポスター(下の写真)。

Picture31

タテ55センチ、ヨコ80センチの大型ポスターです。早速壁に貼りました。いやあ心が洗われます。オールカラーの周期表。元素記号と原子番号を見ていると、深遠な科学の縁に立ったような気持ちになります。本の方では、各元素を豊富なイラストと写真で徹底解説。ぱらぱらと眺めているだけで、楽しくなります。

皆様も、おうちに1冊いかがですか?

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公共料金のクレジットカード払い

公共料金のクレジットカード払いが、昨年あたりずいぶん解禁されたと思います。口座振替からクレジットカード払いに変更しても特に支障はないようですから、一念発起をして可能な限り変更することにしました。

今回は固定電話、携帯電話、電力、ガスのクレジットカード払いを申し込み。口座振替しか認めていない水道と健康保険は変更できず。公共料金ではありませんが、新聞とNHKは従来からクレジットカード払い。

こうやってみると、口座振替が当たり前だった支払いが、ほとんどクレジットカードでOKになったわけですね。カードに付与されるポイントのことを考えると、口座振替を選ぶメリットって何でしょう?

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OUT

兄が妹を、妻が夫を――。年始早々、殺害した相手をバラバラにするという事件が相次いでいます。嫌な話です。ありきたりですが、どうしてそんなことを、と思わずにいられません。

表題は桐野夏生さんの著作。この作品がどうしても頭に浮かびます。夫を発作的に殺してしまった妻。彼女の仕事仲間が死体をバラバラにして処分する。その過程が生々しく描かれた作品です。

この小説では、2人の女性が悪戦苦闘しながら死体を切り分けていましたが、昨年末に起こった上記の事件は、ともに単独犯とみられています。想像を超えた行為に、ただ驚くばかりです。

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幻魔大戦

昨年暮れにNHK-BSで放送されていたアニメ映画。1983年公開の角川映画ということで、当時は繰り返しテレビCMが流されていました。僕と同世代であれば、印象的な主題歌が記憶にある方も多いのでは?

公開時に映画館で観たときは、「何じゃこりゃ?」「小難しい」という印象でしたが、今観ると秀逸な物語だったと感じます。良い映画です。主人公が超能力戦士として目覚め、その能力をもてあまし、人間や動物に対する愛の尊さを知って、大敵と戦うエネルギーを得る過程は説得力があります。

当時はアニメブームでしたが、機動戦士ガンダムや宇宙戦艦ヤマトに代表されるようなメカニック物が全盛。ロボットも宇宙船もほとんど登場しない幻魔大戦は、当時としてはやはり分が悪かったと思います。むしろ不安が世間を覆う現代こそ、支持される要素が多いような気がします。

蛇足ながら声優陣が豪華でした。ヒーローとヒロインを演じるのは、古谷徹さん(星飛雄馬、アムロ)と小山茉美さん(アラレちゃん)で、当時は夫婦だったはず。原田知世さん、江守徹さん、美輪明宏さんといった芸能界の重鎮も、声優として好演しています。

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正月早々パソコン購入――ただし実家のこと

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

年末年始は例年どおり大阪に帰省。で、帰ってみると、実家には光ファイバーネットワークの環境が整っていました。関西電力が提供するサービスです。あとはパソコンを買ってネットワークの設定をすれば、両親も手軽にインターネットを利用できる状態。では早速ということで、堺のヤマダ電機に行きました。

購入したパソコンは下記のNECバリュースター。この手の家庭向けパソコンはひさびさにいじったのですが、ずいぶん進歩しています。テレビとの一体感がグッと高まっていますね。テレビを見たり、DVDを見たり、デジカメの写真を見たりといった操作は、ほとんどがリモコンのみで可能。両親もずいぶん気に入った様子でした。

購入したモデルの液晶モニターのサイズは17インチ。本当は20インチワイドが欲しかったのですが、きれいに在庫がはけたとのこと。17インチも店に残っていた最後の1台でした。個人消費が鈍化してるって本当なのでしょうか?(笑)

店員には「20インチはないけど、32インチはありますよ」といわれ、さすがにその場では「大きすぎるわ」と断りました。でも翌日には、「32インチでもよかったか……」とちょっと悔やむ両親。ひょっとして、早くも買い換えようなんて思ってるんじゃ……(^^;

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