プロ野球改革道険し!?
今日のNHKスペシャルに、プロ野球のオーナーが出演して討論をしていました。参加していたのは、読売ジャイアンツの滝鼻オーナー、オリックス・バファローズの宮内オーナー、ソフトバンク・ホークスの孫オーナー。割と素の討論をしている印象でしたね。プロ野球経営者の本音がよくわかる番組だったと思います。
3球団の状況を分類すると、次のようになるでしょうか。
①読売……親会社の広告塔の役割を今も務め、球団単独の採算がとれている。
②オリックス……親会社の広告塔の役割は事実上終わっており、球団単独の採算がとれていない。
③ソフトバンク……親会社の広告塔の役割はまさしくこれからで、球団単独の採算はとれていない。
現在のプロ野球では、①は読売、阪神など少数派、②はパ・リーグの多くの球団が該当し、③は新規参入のソフトバンクと楽天ぐらい。広島や横浜は、①~③に入らない例外でしょうか。
①、②、③の利害は見事に一致していないですね。多くの球団が属する②は、多額の広告宣伝費を吸い上げる球団の費用対効果に疑問を持ち、選手の年俸を抑えて、球団単独の採算がとれるようにしたい。③は、知名度向上のために積極的に広告宣伝費を投入できるため、あわてて球団単独の採算をとる必要がなく、②の主張に耳を傾けようとはしない。①は、自分の球団が儲かる仕組みを、何もあわてて変えることはないから、積極的には動かない。
球団経営に関わる制度は、12球団のオーナー会議が了承しない限り、変更されることはありません。以前は、読売がその力にモノを言わせて牛耳っていたのですが、もはや難しいでしょう。今年、さまざまな改革案が話し合われることだと思いますが、”会議は踊る”のみで、有効な手は打たれないような気がします。
読売が赤字になるような事態になれば、尻に火がついて動き出すかもしれませんが……。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- ひさびさのスキー(2009.03.07)
- 胃の痛いマッチレース(2008.09.28)
- メダルを逃した野球代表チーム(2008.08.23)
- 今年はストレスを感じない――プロ野球(2008.05.06)
- 善玉と悪玉(2008.01.15)


コメント
広島は球団としての採算はとれてるそうですよ。上限が低いから活躍した選手でも再契約できないことが多いみたいですけど、外国人選手も自前で育成した人を連れてきたり、がんばってると思います。
投稿: kamu | 2005年5月 5日 (木) 01時27分
kamuさん、トラックバックとコメントありがとうございます。
>広島は球団としての採算はとれてるそうですよ。
そうですよね。あの経営努力には頭が下がります。恐らく広島が求めているのは、支配下選手の人数制限と最低年俸の撤廃なんでしょう。そうすれば、総年俸を抑制しつつ、若くて可能性のある選手を、たくさん育てることができるはずですからね。
投稿: KIN | 2005年5月 5日 (木) 01時55分
トラックバックありがとうございます、こちらからもトラックバックを・・・と思ったらTBがダブルになってしまいました。ごめんなさい。最初に送った方が「とりあえずいっとけ!?さん」のリンクがうまく貼れてなかったもんで・・・未熟ですいません。今後もよろしくお願いします。
投稿: ろじゃあ | 2005年5月 6日 (金) 04時54分
ろじゃあさん、コメントありがとうございます。
トラックバックは、最初のほうを削除しておきました。
学会はユニークでいいですね。日本の球団は経営数値を
公表していませんから、学会から圧力をかけるのは
ひとつの手かもしれません(^^;
投稿: KIN | 2005年5月 6日 (金) 05時02分