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不正発見型監査

日経新聞夕刊の1面に、「日本公認会計士協会は2006年度から、企業経営者による不正を見抜くことに重点を置いた会計監査の手法を導入する」との記事がありました。以前、粉飾決算などの不正行為に対する、監査法人の限界について記事を書きましたが、これに関連する話ですね。

記事によると、「不正が疑われる場合は、抜き打ち検査も行う」などと書かれています。確かに、そのような手法をとれば、実際の効果はともかくとしても、抑止効果は働くでしょう。ただ問題は、そのコストを誰が負担するのかです。監査報酬は、企業から監査法人に支払われます。監査法人も商売ですから、抜き打ち検査のようにコストがかかることを、自分たちの持ち出しでやることはできないでしょう。コストを負担するのは企業であり、企業は”自社にあるかもしれない不正を発見するためのコスト”として、監査報酬を上乗せすることになります。

エンロンの不正会計・粉飾決算が明らかになったとき、アメリカの株式市場は企業の決算書に対する不信感をあらわにしました。その際、IBMなどの企業は、監査報酬の増額を決めたそうです(きちんと書類を調べていないので、あくまでも当時の新聞記事等からの伝聞です)。監査報酬を増額することで、不正を見つけるタイプの監査手法を採用し、再度チェックをかけるという建て前だったのでしょう。

さて、最近の日本企業ですが、監査報酬は抑制気味です。いえ、監査報酬に限らず、あらゆる面で費用を抑制気味です。そんな環境のなか、監査報酬の増額を伴うような、不正発見型監査をお願いするでしょうか。微妙なところです。恐らく、これから議論されていくことでしょう。あるいはこの記事によって、議論できる素地をつくろうとする、公認会計士協会の意図があるのかもしれません。

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旧日本兵発見騒ぎ

フィリピンのミンダナオ島で、旧日本兵が発見されたとの情報が出てきましたが、「ガセネタかな?」という印象が、個人的には強くなってきました。日本政府側のスタッフは、仲介者からの情報を待ち、仲介者のほうも実際に旧日本兵に会ったわけではなく、フィリピン人から聞いたと言っているらしいですね。

仲介者なる人の功名心かお金目当てか? どうも、不細工な結末が待ってそうな気がしてなりません。

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鋼鉄製橋梁工事の入札談合事件について

国が発注する鋼鉄製橋梁工事を巡る入札談合事件で、11社14人の部長クラスが逮捕されました。過去にも談合に絡む事件はありましたが、これだけの数の会社から逮捕者を出した事例は、ちょっと記憶にありません。

この事件を企業経営の視点から考えてみました。11社は横河ブリッジのような専業メーカーもあれば、三菱重工や石川島播磨のような総合メーカーも含まれていす。それほど大きな市場ではなさそうなので、11社が自由競争をすれば確実に過当競争となり、倒産する会社や、事業撤退をする会社が出たでしょう。談合は、それを未然に防いでいたわけです。

多くの業界で、最近はM&Aが当たり前のように行われ、昨日までのライバル会社同士が、今日には手を結ぶケースも少なくありません。橋梁工事の業界では、そのようなことは望むべくもなかったわけですね。しかし、業界の腐った体質が白日の下にさらされた今、各社は真剣に業界再編を考えるべきでしょう。

11社は多すぎるかもしれない。適正利潤を得るには、規模のメリットを追求するM&Aが必要。総合メーカーは果たして橋梁工事を続けるべきか。専業メーカーこそ業界の浄化と会社存続を真剣に考えるべきではないか。各企業の経営トップが考えるべきことは、少なくなさそうです。

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テンプレート変更 その2

ちょっと爽やかな気持ちになれそうなテンプレートがあったので、変更してみました。季節に合ってますね。

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27歳

紀伊國屋書店・新宿本店の前にて、「あなたの脳年齢がわかりまーす。ぜひお試しくださーい」という声につられ、チャレンジしたのが、下記リンクのニンテンドウDS用ソフトでした。で、僕がチャレンジして出てきた判定が、表題の27歳。実年齢よりひとまわり下。ちょっと嬉しい(笑)。

僕がチャレンジしたのは、単純な計算問題ゲームだけでしたが、もっと多彩なゲームが入っているようです。ニンテンドウDSを持っている方は、いかがですか。僕は持ってないので、買えませんけど(^^;


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姉? それとも、妻?

今日の日経新聞の夕刊に、コーエーの襟川恵子会長のインタビューが掲載されていました。コーエーはお馴染みのゲームソフト、「信長の野望」の開発元です。大学生の頃、NECのPC8801(8ビットのCPUですよ!)を使い、徹夜で「信長の野望」に取り組んでいたことを思い出しました。

このインタビュー記事で気になったことがひとつ。コーエーが1991年に株式を公開したとき、現最高顧問の襟川陽一氏が社長で、襟川恵子氏は専務でした。説明会では陽一氏が、「姉にパソコンを買ってもらい、それを使ってゲームを開発したのが始まり」と説明していた記憶があります。

このため、陽一氏と並ぶ大株主であり、専務でもあった恵子氏が姉だとばっかり思っていました。ところがインタビュー記事では、恵子氏は陽一氏の妻となっています。パソコンを買ってもらったというエピソードも、恵子氏がプレゼントしたことになっています。

「おまえの記憶違いだろ」と言われるかもしれませんが、「姉がパソコンを買ってくれた」と言ったのは、間違いのない記憶です。兄・姉がいない僕は、それがとても羨ましかったから、強く印象に残っているのです。

まさか、「新規公開する会社の社長は、独身のほうがいい。女性投資家に株を買ってもらいやすい」とでも判断したのでしょうか? 古い話なので確かめようはないのですが、個人的には謎は深まるばかりです……。

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自炊

昨日に続いて、本日も自炊。スーパーが舌平目をお薦め商品にしていたので購入。塩こしょうを振って、そのあと薄力粉をまぶして、バター焼き。ムニエルって、これでいいんですよね?(自信なし)

今日はこのまま食べたのですが、本当は適当なソースを作ってかけるのがいんでしょうね。あんかけ風もいいのかなあ。どなたか簡単なやつご教授くださいm(__)m

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口唇ヘルペス

この2~3日、口唇ヘルペスの痛みがきつくて困っています。口唇ヘルペスとは、くちびるの周りにできるデキモノで、こちらのサイトで詳しく説明されています。

つまるところ、疲れやストレスがたまったときに出る症状ですね。薬局に薬を買いに行ったとき、薬剤師さんにも同様のことを言われました。確かにここ1~2週間ほど、睡眠は不規則だし、疲れやストレスがたまりそうなことをしています。

食事も外食が多かったですね。下手でも、自分で作った食事のほうが、体に良いことは実感しています。というわけで、今日は久々にごはんと味噌汁を作り、適当なおかずを並べて食べました。体が資本です。

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社長逮捕

イカリソースの詐欺事件に絡んで、名証セントレックス市場に最近上場したばかりの、店舗流通ネットという会社の社長が逮捕されました。僕がファンドマネージャーを辞めたあとの上場だったので、この社長さんにお会いしたことはありません。ちょっと残念(^^;

会社側は、無実と信じている旨のニュースリリースを出しています。ただ、ちょっと慌てて出したためか、間違いがあったようです(苦笑)。

ちょっと気になるのは、店舗流通ネットの主幹事証券会社。同じ証券会社が主幹事を務めた不動産会社は、宅地建物取引業者免許を取り消されるという、不動産会社としては最も痛いことをやっています。はてさて、妙なジンクスでもあるのでしょうか?

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万年筆

最近、手で字を書くときは、万年筆を愛用しています。昨年半ばぐらいまでは、シャープペンシルか、ゲルインクのボールペンが中心でしたが、今は万年筆の書き心地がやめられません。ただ、今使っている万年筆は、いただきものと、クレジットカードのポイントサービスで手に入れたもの。そろそろ、自分で買いたくなってきました。

picture11で、昨日買ったのが写真の万年筆です。右手でペンを持って、左手だけで写真を撮るのは難しい(^^; お値段は1万円(税別)でした。筆記具に1万円というのは、僕的には清水の舞台から飛び降りる気持ちでしたが、ケチって中途半端な品質のものを買うよりは……と思った次第です。

肝心の使い心地ですが、いいですねぇ。ペン先の太さや硬さ、ペン自体の重みや太さがちょうどいいです。たくさんの字を書いても、あまり疲れないんですよね。もともと、それが万年筆を使うようになった理由です。新しい万年筆もそれを裏切りません。

さて、せっかく万年筆も買ったことだし、ワープロソフトのせいで”読めるけど書けなくなった漢字”の練習でもしようかな(笑)

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第2の団塊世代?

今週のAERAに、「バブル入社組の遠吠え」という記事があったので、興味があって読んでみました。何を隠そう、僕がそのバブル入社組(1991年入社)であり、関心を抑えられなかったのです。記事では、1988~1992年に新卒で入社した社員を、バブル入社組と定義しています。各企業では、そろそろ中間管理職でしょうか。

記事の内容を簡単にいえば、団塊世代が退職したあとに、各企業でいわゆるコブの世代になる。上からの押さえつけと、下からの突き上げによって、辛い世代。もっとも、自分たちにも責任があるんだよ――というもの。まあ、当たり前といえば当たり前の内容。バブル入社組でなくとも、中間管理職世代なんてものは、いつもそんな扱いを受けているのでしょう。唯一、大量採用によって、人数が多すぎる点が違いますが。

とはいえ、僕にとっては同世代。親近感があり、応援したい世代です。最近はホリエモンに代表される、団塊ジュニア世代がクローズアップされることが多いのですが、「社長解任動議」でも読んで、元気を出して欲しいものです。同世代の頑張るビジネスマンへの賛歌でもありますから。

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ポータルサイトの社会的責任

トレンドマイクロの「やってもたぁ~」よりはインパクトが小さいものの、価格.comの「あいたたたたぁ~」も、ほめられた話ではないでしょう。サイトの運営会社であるカカクコムのお知らせや報道によると、不正アクセスによってプログラムが改ざんされ、サイトを閲覧したユーザーにウィルスソフトを送りつけたとのことです。

パソコンや家電製品の価格比較サイトとして、国内最大のアクセス数を誇る存在ともなれば、相応の公共性を持つと考えてよいでしょう。報道によれば、1週間もの間、サイトが閉鎖されるようです。その公共性ゆえに、たかが1週間とはいえません。ユーザーが被る迷惑はもちろんのことですが、同サイトに広告を出しているパソコンメーカーや家電メーカーなどは、重大な機会ロスを被るため、金銭面での補償を求めざるをえないでしょう。カカクコムのサイト運営担当の人たちは、今頃サイトの復旧作業でてんやわんやでしょうが、それと同じくらい、広告担当の営業社員や広告代理店も、てんやわんやなのではないかと想像する次第です。

ヤフーに代表されるポータル(玄関)サイトを運営することは、インターネットビジネスで大きな収益を得る手法と信じられています。楽天もオンライン証券各社も、各カテゴリーのポータルサイトを目指しているはずです。ライブドアに至っては、ヤフーと区別がつかないようなサイトのデザインとコンテンツです。

ポータルサイトを運営する会社には、今回の件がどのように映ったのでしょうか? 「明日は我が身」と驚愕したか、「うちのセキュリティ体制、バックアップ体制ならば大丈夫」と再確認したか。いずれにしても、ポータルサイトの公共性に、思いをはせて欲しいものです。

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想定の範囲内

「想定の範囲内」

ライブドアとフジテレビの一件で、堀江社長が頻繁に使っていたこの言葉。今年の流行語大賞の有力候補でしょう。

そして多くの人が、この言葉を口にするときの堀江社長を見て、「やせ我慢」を感じ取ったでしょう。僕もその1人です。想定外のことが起こったときも、「想定の範囲内」と口にしていたことは、1度や2度ではなかったと思います。

「想定の範囲内や」

昨日、僕が心の中でつぶやいた言葉です。実際、想定の範囲内のできごとだったのですが、僕が受けた心のダメージが想定外でした。思わず、ふて寝してしまいました。

「しゃーけど、想定の範囲内やからな」

再びそうつぶやいて、気持ちを切り替えることにします。「やせ我慢」、大いに結構じゃないですか。

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代表取締役の交代理由

しばらく更新していませんでしたが、死んでしまったわけではありません。生きています(笑)

今日の朝刊で、ゼクーという東証マザーズ上場企業の、代表取締役交代の記事を見ました。2003年に上場したときは、ワイ・アリーバという社名で、上場直後から経営陣がゴタゴタしていて、代表取締役が交代したのを覚えています。

退任の理由に、「連絡が途切れがちで、取締役会を2回連続で無断欠席した」と記事には書かれていました。果たしてこれは、口頭でのコメントか、リリース文に明記されていることかと気になり、リリースを見てみると、リリースにも書いてあるんですよねぇ(苦笑)。

もちろん、真の理由は別のところにあるんでしょうけど、公式書類として残るのはニュースリリースです。そこに、「取締役会の無断欠席」が解任の理由として書かれた本人は、どんな気持ちなんでしょうね。ずる休みする小学生じゃないんだから……。

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DISCAS

以前から利用したいと思いつつ、はまるのが怖くてさけていたのが、(ネット+郵送)のDVDレンタルサービス。店に足を運ぶ手間がいらず、膨大なDVD在庫から見たい作品を選べるのが特長です。このサービスはいくつかの会社が提供しているようですが、僕はDISCASにしました。

そして今日、1便目が届きました。借りたのは、これ、仮面の忍者・赤影です! う~っ、なつかしい。子供の頃、大好きだったんです。ウルトラマン・シリーズも、仮面ライダー・シリーズも大好きだけど、赤影も捨てがたい!

さあ、見るぞ~。「飛騨忍法、影一文字!」 ビューーーーッン!

※飛騨忍法・影一文字とは、赤影の得意技のひとつ。巨大な怪獣などを相手にするとき、羽もエンジンもなしで空を飛び(笑)、空中から攻撃を仕掛けるのです!

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プロ野球改革道険し!?

今日のNHKスペシャルに、プロ野球のオーナーが出演して討論をしていました。参加していたのは、読売ジャイアンツの滝鼻オーナー、オリックス・バファローズの宮内オーナー、ソフトバンク・ホークスの孫オーナー。割と素の討論をしている印象でしたね。プロ野球経営者の本音がよくわかる番組だったと思います。

3球団の状況を分類すると、次のようになるでしょうか。
①読売……親会社の広告塔の役割を今も務め、球団単独の採算がとれている。
②オリックス……親会社の広告塔の役割は事実上終わっており、球団単独の採算がとれていない。
③ソフトバンク……親会社の広告塔の役割はまさしくこれからで、球団単独の採算はとれていない。

現在のプロ野球では、①は読売、阪神など少数派、②はパ・リーグの多くの球団が該当し、③は新規参入のソフトバンクと楽天ぐらい。広島や横浜は、①~③に入らない例外でしょうか。

①、②、③の利害は見事に一致していないですね。多くの球団が属する②は、多額の広告宣伝費を吸い上げる球団の費用対効果に疑問を持ち、選手の年俸を抑えて、球団単独の採算がとれるようにしたい。③は、知名度向上のために積極的に広告宣伝費を投入できるため、あわてて球団単独の採算をとる必要がなく、②の主張に耳を傾けようとはしない。①は、自分の球団が儲かる仕組みを、何もあわてて変えることはないから、積極的には動かない。

球団経営に関わる制度は、12球団のオーナー会議が了承しない限り、変更されることはありません。以前は、読売がその力にモノを言わせて牛耳っていたのですが、もはや難しいでしょう。今年、さまざまな改革案が話し合われることだと思いますが、”会議は踊る”のみで、有効な手は打たれないような気がします。

読売が赤字になるような事態になれば、尻に火がついて動き出すかもしれませんが……。

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連休の狭間

連休の狭間の本日、やっぱり休暇を取られている人が多いようですね。このブログのアクセス数をチェックすると、平日と土日では明らかな差があります。直感的には、土日のアクセスは平日の6~7割ぐらいですかね。会社のパソコンからご覧になられている方が、多いのだと思います。

で、本日のアクセス数をみると、土日とほぼ同じ水準。完全な休日モードですね。皆様、休日をご堪能ください。といっても、このブログを休み明けにみる人もいるから、このメッセージが伝わらない人も……。

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